私はぬくもりの宿ふる川にある食事処、壺中天(こちゅうてん)での夕食が大好きだ。
どちらかというと見た目にだまされるタイプで、苦手な野菜もオシャレに加工されると食べられる。
どんな場所で食べようと絶対においしいふる川の食事。
それが、雰囲気バツグンの食事処で提供されたら美味しさ倍増。
ぬくもりの宿ふる川の食事というだけで特別なのに、かけ離れた別世界。
朝食は喜庵で特別フロア限定の朝食膳。
喜庵は全席椅子席の個室になっていて、落ち着いた空間。
いつもはせわしなく済ませる朝食も、気づけば1時間も経過しているマジック。
ふる川で提供される食事のおいしさや食事処の良さを伝えたくて、夕・朝食だけで記事を成立させようとしている。
ぬくもりの宿ふる川、空間の作り方がプロじゃない?
ぬくもりの宿ふる川の夕・朝食
夕食の基本情報
壺中天とは
7・8階特別フロア優先の食事会場で1日10組限定。
月星プランで宿泊した選ばれしものしか入ることのできない食事処。
1日10組限定と聞いてびっくり。
とても広い食事処なのに10組しか入れないの?
壺中天は九州の古民家と、小樽の石蔵倉庫を移築して融合させた蔵造りの空間。

前回は階段を降りて通された個室でしたが、今回は階段を上がって通されました。


階段を降りた先にも個室があります。

どこの個室に行くのも階段の昇り降りは必須かもしれません。

薄暗さが雰囲気をさらに作り上げています。
壺中天での食事内容
母の誕生日祝いで予約したのでテーブルがお祝い仕様。

メニューはこちら。

使われている食材も記載されています。
プルピエってなに?って調べながら食べるのも楽しい!
壺中天で食べれば雑草でもおいしい。
先付 くらげゼリー寄せ 明太子クリーム

御椀 もろこし饅頭 焼きあご仕立て

造里 本鮪、縞鯵、北寄貝、松川鰈、牡丹海老

妊婦さんにはカニ。

わたしもカニ食べたかった!
ここで誕生日祝いのデザートプレートが到着。

スタッフの方には3人だからデコレーションケーキをすすめられましたが、食べきれないのが申し訳ないので1人前のデザートプレートにしました。
3人で記念撮影。
サプライズはされるよりしたい側です。
小鍋 冬瓜と京鴨うま煮

焼物 大海老朴葉味噌焼き

揚物 ふわふわかに東寺揚げ 牛蒡二色揚げ

止椀 シャキシャキレタスとトマトの玉とじ椀
食事 いかと生姜の炊き込みご飯

菓子 杏仁豆腐 杏仁わらび餅

温かいものは温かく、冷たいものは冷たくとできたてにこだわっているふる川。
この日は暑かったから、出されたおしぼりは冷たくて気持ちよかった。
朝食の基本情報
喜庵とは
喜庵(よろこびあん)は文化の薫りと大正モダンを感じる和洋折衷の寛ぎ空間。
薄暗くてムード漂う壺中天とは違い、朝にピッタリ明るい空間。


全席椅子席なのも朝の重たい身体には動きやすい。
喜庵での食事内容
ぐいっと飲めるサイズのグリーンスムージー。

残念ながらキウイアレルギーなのでお酢ドリンクに変更。
ソフトドリンクは最初の一杯は持ってきてくれるけど、以降はセルフでおかわり自由。


サラダの野菜が新鮮でおいしい。
カニのほぐし身が入った炊き込みご飯がおいしくて絶対おかわりしちゃう。

温泉たまごとだし巻きたまごでダブルたまご攻撃。

コレステロール爆上がり。


デザートにフルーツとケーキとプリン。

スタッフの方と楽しくお話していたら食事終了の9時半に。
でも追い出されることなく、ゆっくりとスイーツを食べてラウンジに向かいました。
ぬくもりの宿ふる川 夕・朝食まとめ
空間と雰囲気づくりの魔術師、ぬくもりの宿ふる川。
壺中天と喜庵、同じぬくもりの宿ふる川なのに別な空間に移動したみたい。
特別な場所で食べる特別な料理は気分が高揚します。
母の誕生日祝いに特別な食事をプレゼントできたというだけで、こちらもうれしい気持ちになります。
食事ができたてにこだわっているのはもちろん、ラウンジにあるお菓子は素材を生かした手づくりが多い。
来年もリピートしたい温泉宿です。
以下の記事ではぬくもりの宿ふる川の宿泊記を紹介しています。

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楽しい週末をお過ごしください。